占星術の起源は、紀元前2000年ごろからと言われています。
メソポタミア文明のくさび形文字には、その記録が残っているそうです。
現在、Astroratio USA Academyのカリキュラム、テキストブックを使い、introductory(3時間), 2 Days Basic short class(12時間), Basic Class(78時間)この3つの占星術コースを開催していますが、どのコースでも必ずこの歴史のお話を最初にしています。
長い歴史の中で、人々はどのように宇宙を捉え、伝えてきたのか。
天文学だけでなく、医学、化学(錬金術)、植物や鉱物学、薬草学、心理学など人類の歴史の発展と占星術の概念は切り離せないもの。
私が、占星術を最初に習ったときには、この歴史の勉強がちょっと退屈でした。
早く、星座や惑星の話が聞きたいなあ。。なんて思いながら授業を聞いていました。
でも、占星術を学べば学ぶほど、立ち返るのはいつもこの一番最初の授業です。
ここを理解し、お伝えすることが大切だということが今ではよくわかります。
30歳のとき、1ヶ月フランスにホームステイしたことがあります。
毎日美術館をめぐり、パリを歩きつくしました。
ルーブル美術館は大好きな場所で、本当に何度も足を運びました。
一番好きだった場所は、西アジアのセクション。
入り口入って、左手の建物にあります。
古代オリエントのこの場所が私は一番好きでした。
ハムラビ法典もありますよ。
「目には目を」で有名なハムラビ法典。
ハムラビ王の時代には、月の満ち欠けの時期に合わせて、祭事を行っていたという記録も残っているそうです。
また、ルーブル美術館にゆっくり行きたいなあ。
今なら、もっといろいろな視点で見ることができるのに。
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